電気自動車用 充電部品【BEV・PHEV】
| 業界 | 自動車機構部品 | 材質 | PBT |
|---|---|---|---|
| サイズ | 50~100(㎜) | 寸法精度 | 0.05mm |
成形品事例の説明
電気自動車(BEV・PHEV)充電口に使用される、PBT樹脂製大型コネクタ部品の成形事例です。
大型・高精度部品では、成形時に発生しやすい内倒れ・反り・
ヒケによる寸法変化が大きな課題となります。
本製品では、金型製作前に樹脂流動解析(CAEシミュレーション)を実施し、
成形時の変形リスクを事前検証することで、金型修正回数の削減と開発期間短縮を実現しました。
解析結果をもとに、製品の機能や設計コンセプトを維持しながら、
最適な形状変更や肉抜き形状の提案を行い、量産性を考慮した製品設計へフィードバックしました。
また、本製品は複雑なアンダーカット形状を有しており、
多数のスライド機構を必要とする金型構造となりました。
金型設計では、耐久性・メンテナンス性・成形安定性を考慮した最適なスライド構造を採用し、
高品質な量産対応を実現しています。
さらに、円形形状(真円度)の高い精度が要求される箇所については、
3D測定器による寸法評価を行い、要求精度を満足する形状に仕上げました。
試作段階ではサイドゲート方式を採用していましたが、
量産化に向けてピンゲート方式へ変更を提案しました。
成形品取り出し時にゲートカットが完了する構造とすることで、後工程でのゲート処理を不要とし、
生産効率向上と品質安定化を実現しました。
お客様のニーズ・ご相談内容・提供サービス
精密・微細部品 射出成形技術ナビを運営する山一精工株式会社では、
樹脂流動解析による成形不具合の事前予測から、製品設計への改善提案、
複雑形状に対応した金型構造設計、高精度な金型仕上げまで、
試作から量産まで一貫した技術対応を行っております。
高精度・複雑形状の射出成形や金型製作でお困りのお客様がおられましたら、
当社までお気軽にご相談ください。