お困りごと解決事例

成形材料に再生材を活用した事例 マテリアルリサイクル・SDGs・ESG・コストダウン・リペレット・サーキュラーエコノミー

用途業界 民生用コネクタ 解決事例 SDGs・マテリアルリサイクル

お客様からのご相談内容

こちらは当社が行う、環境対応に関する取り組み事例の一つです。当社が行う樹脂の射出成形品は、昨今の市場ニーズとして、
①環境への配慮を念頭に置いた材料リサイクル性の確保(マテリアルリサイクル)
②素材調達難という背景からの素材の有効利用があります。
特に、2030年の環境配慮に関する政府方針にも沿った、樹脂成形品の供給は当社の至上命題とも言えます。

当社からの提案内容

そこで、当社では成形過程において、製品にはならず、廃棄となってしまうスプルーやランナーなどを有効活用することをご提案しています。

具体的には、スプルーやランナーを粉砕し、再生材として活用を行います。ただし、再生材は一度成形に使用されている為、樹脂の特性が変化している可能性があります。ですので、原料に配合することで再利用を行います。
再生材は、配合割合が高いと樹脂本来の性質が損なわれてしまう場合がありますので、一般的には再生材の配合は30%程度が上限とされており、同基準に基づき、再生材の活用を行うことで、環境面への配慮に加え、素材のリサイクルによるコストダウンにも貢献しています。※お客様には製品機能上、問題の無い事を事前にご評価頂きます。

ポイント・まとめ

当社ではAfter図にあるような再生材生産システムの運用を行っています。本システムは、材料・部品などから最終製品に至るまでの機能と安全性の規格基準である、UL監査時も承認されています。
また、ご要望によっては弊社保有のリペレット機にて再生材を製造の上、運用することも可能です。
2030年に向けた樹脂素材に関する政府方針やSDGs・マテリアルリサイクル・ESGなども踏まえると、この再生材生産システムの活用は有効的であると言えます。
再生材の活用・運用でお困り事が御座いましたら、お問い合わせ下さい。

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