EVA

エチレン酢酸ビニル共重合体。エチレンと酢酸ビニルを共重合した熱可塑性樹脂でEVAと呼ばれる。通常酢酸ビニル含量40%程度までのものが用いられる。酢酸ビニル含量の少ないものは低密度ポリエチレンに近い性質を示すが、より強靭性を示す。酢酸ビニル含量が多くなるに従って柔軟性を増し、ゴムに近い性質を示すようになる。JIS K 6731 にその品質規格が表示されている。酢酸ビニル含量の少ないものは低密度ポリエチレンと同様の用途に使用されるが、酢酸ビニル含量の多いものは履物やレザーなどの雑貨やホットメルト接着剤などの用途に使用される。

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