適切な金型仕様の各種ご提案②　樹脂メーカー様　開発材料の評価ご協力

用途業界	民生用コネクタ	解決事例	品質向上

お客様からのご相談内容

昨今、プラスチック業界においては、環境に配慮した素材開発が進んでいます。当社ではその過程で必要になります素材特性の評価用金型の設計～製作～試作～評価まで行っています。
本事例もその一つで、”上市前の素材の試作評価”依頼をいただき、金型・成形機への影響がどの程度出ているか？テスト生産・分析できないか？というご相談をいただきました。

当社からの提案内容

そこで、当社では開発素材の支給を受け、用途に応じた評価用金型を設計～作製し試作評価を行いました。写真は一例ですが、数万ショット程度生産を行い、成形前後の金型・成形機の変化を確認、影響の有無を確認・評価しています。

本事例では高耐熱ハロゲンフリーＰＡ樹脂のガス・デポジット影響「製品面の荒れ・ヤケの発生」や「金型部品、成形機部品の腐食」といった問題を評価しています。

樹脂メーカー様での技術資料、樹脂カタログの基礎データの整備についてもご協力させていただいております。

ポイント・まとめ

当社ではこのように上市前の樹脂材料を用いた、成形TRY、各種検証を実施し、成形時における素材特性の把握や金型・成形機への影響を評価することが多々あります。これは当社の金型設計～製作～成形までをワンストップで対応できる技術力をご評価いただいた結果であり、国内外の多くの樹脂メーカー様よりご依頼をいただいております。

当社ではこの経験を活かし、素材選定で迷っておられるお客様に樹脂メーカー・グレード選定までご提案させて頂くこともあります。
お悩みの案件が御座いましたらお気軽にお問い合わせください。