センサ部品【射出成形への工法転換】
業界 | 自動車機構部品 | 材質 | LCP |
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サイズ | 10~50(㎜) | 寸法精度 | 0.02㎜(高精度要求箇所の公差レンジ) |
成形品事例の説明
LCP製のセンサー部品です。
10.8×10.8×1.0(㎜)のプラスチック成形品で、公差レンジは0.02㎜です。
従来、樹脂プレートの打ち抜きで製作していましたが、破断面の処理もあり工数が大きくコストが高いことが課題となっていました。
射出成形へ工法転換することでサイクル短縮が可能となり、コストダウンが実現できました。
さらに表面に幾何学模様(凸0.03mm)の追加も可能となり、部品の密着特性向上にも繋がりました。
量産時の品質バラツキについては、多数個取りで重量バラツキ±0.003g以内Cpk1.67以上を実現しています。
お客様のニーズ・ご相談内容・提供サービス
精密・微細部品 射出成形技術ナビを運営する山一精工株式会社では、本事例のように工法転換によるコストダウンをはじめサイクルアップ、金型寿命アップ、省スペース化など様々なご提案をしています。
既存工法の見直しによる品質の安定・量産コストダウンを検討中の方は当社までお気軽にご相談ください